地元密着・営業範囲を決めてアプローチ(ホームページ・チラシ)
ブティック型でない場合、 弁護士の受任条件はほぼ開業場所で決まります。
ライバル関係が手薄な地域を選ぶのがまず1点、そしてその地域から手厚く受任の機会を得られるようにすること、つまり地元密着のアピールをホームページやチラシに入れる事が重要です。
弁護士のホームページ
ライバル関係が手薄な地域を選ぶのがまず1点、そしてその地域から手厚く受任の機会を得られるようにすること、つまり地元密着のアピールをする事が重要です。
弁護士のホームページでは「地域ワード+弁護士」が基本であり、最重要です。人は基本的に近いところから探します。
弁護士のホームページが少し特殊なのはあまり近すぎても問題を抱えていると思われるのがイヤで、相談に行かないというようなことがあることです。
ある時期地方相談会というのを東京の弁護士事務所がさかんに行っている事がありましたが、チラシを会場の周辺だけにまいた場合はほとんど集客に失敗していました。
知り合いに見られたくないという心理は地方では特に強いです。離婚や相続などの相談の場合は相手方には絶対にバレたくないという状況もあるでしょうし、サラ金のキャッシュディスペンサーで借入する人が最寄駅の隣の駅まで行くような感覚かもしれません。とにかく他の士業事務所に比べて弁護士事務所の場合は地域密着の考え方をうまく整理して地域ワードを選択しないといけません。
事務所の最寄駅は乗り換えの便利な駅が望ましいです。上記で説明した近すぎるのを嫌うクライアント側の理由もあり地域ワードを事務所のある駅や地域の他に周辺の駅や地方までフォローしていく事になりますので、急行で2駅とか車で30分とか地域密着として据える営業エリアを決めていきます。
地域ワードを明確に決められれば「地域ワード+債務整理」など他の重要キーワードとの組み合わせでも検索エンジンにうまく情報を渡す事が可能になってきます。
ここで地域の範囲について欲張ると、万弁なく地域ワードが弱くなりますし、地域密着の考え方が伝わりませんのでほどほどの範囲としてください。
弁護士のチラシ
最近ポスティングや折り込みのチラシをされる方が増えました。
増えたには増えたのですが、結果がうまく出ないケースも多いです。
ホームページの場合は現在トラブルを抱えている方が自ら検索エンジンで弁護士事務所を探すので、ピンポイントなのですが、チラシの場合はピンポイントではまる場合のほうが圧倒的に少ないので、保管してもらう工夫が必要です。
受任率を上げるために、相談に来た方に渡す目的を半分持ってチラシを作成する事務所さんもございます。